本イニシアティブでは、学系や専攻の枠を超えた研究の活性化、コラボレーションの推進、NIMS-MANAとの協力関係の構築、国際連携の推進を目指し、研究会、ワークショップ、討論会、セミナー等の研究交流を戦略的・組織的に行うことを中心的な活動とする。これらの研究集会の企画および研究集会での交流を通して、新たな研究プロジェクトの契機とする。さらに若手研究者のみならず大学院学生の積極的な参加を促し、教育においてもこの機会を最大限活用する。
(1)シンポジウム・研究会の開催
学際物質科学国際シンポジウム(ISIMS)を継続開催するほか、研究会、ワークショップ、討論会、セミナーを戦略的に企画し、異分野の交流を積極的に図る。
(2)学際研修コースの実施
昨年度実施した細胞培養とナノリソグラフィーの実習、レーザー安全講習の実績を基に検討し、充実化を図る。さらに、新しく習得した技術の研究への応用についてもフォローアップを行う。
(3)大学院学生の支援
RA経費によって後期大学院生への研究支援をおこなう。
(4)共同研究提案への支援(若手、女性)
公募に基づき若手研究者、女性研究者への研究支援をおこなう。審査にあたっては学際的な共同研究を重視する。また、研究会等を通じて新たに提案されたNIMS-MANAとの連携研究に対してもこれを支援する。
(5)NIMS-MANAとの連携
学内にMANAサテライトを設置し、3名の主任研究員を中心にMANAとの共同研究を行うとともに、サテライト事務室にてその活動を支援する。さらに、テーマを絞ってMANAやNIMSの研究者(特に若手研究員)を含めた討論会を行い、新しい試みやコラボレーションを積極的に推進する。
中核教員は定期的なミーティングをもって、こららの計画実施を図る。
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