
 筑波大学学際物質科学研究拠点では高校で学習する「理科」を発展的に応用して、理学と工学の融合を計り、社会に役立つ「物質・技術」を生み出すための教育研究を進めています。今回の「体験コース」では本学名誉教授の白川英樹先生が発見した導電性高分子に関する実験を用意しました。導電性高分子を自分で作ってみる、そして、電気の流れ方などを「体験する」ことで、未来型の機能性物質について具体的に理解できると思います。教員や大学院生による説明もありますので、日ごろから疑問に思っていることも解決するかもしれません。「体験コース」に参加して物質科学に関する研究について実感してみてください。
 
スケジュール  
 
開催日: 平成20年3月26日(水) 
場所:筑波大学第三エリア 
D棟4階3D408教室
 13:00 
集合 (筑波大学総合研究棟B棟 1階ロビー)
 13:00-13:20 
解説 (総合研究棟B棟 1階108セミナー室)
 13:30-16:00 
体験実験 (第三エリア 4階 3D408教室)
  「電気を使って導電性プラスチックを作ってみよう」
  ・ポリアニリンの化学的合成
  ・ポリアニリンの電気化学的合成
  ・エレクトロクロミック現象 など
 16:15-17:00 
質問コーナー
  教員や大学院生との間での自由な話し合いの場
参加料 
無料
 
ポリアニリン:
 代表的な導電性高分子の一つです。固体電解コンデンサの材料や帯電防止材料、防錆材料などとして使用されています。

 
エレクトロクロミズム:
 導電性プラスチックは、電気化学的にドーピングされることにより光吸収スペクトルが大きく変化し色が変わります。エレクトロクロミズムと呼ばれるこの現象を利用して、電子ペーパーなどの表示素子への利用が期待されています。
 
 
 
申込方法  
 
 次の1から4の項目を記入したEmailかFAXを下記までお送り下さい。
        1.筑波大学学際物質科学体験コース  
        2.氏名:
        3.県名、高校名、学年、e-mailアドレス:
        4.現住所、電話番号(自宅):
 尚、対象は主に高校生とさせて頂いていますが、中学生並びに中学・高校の教員の方や一般の社会人の方も歓迎致します。奮ってご参加下さい。
 
送付先:
        Emailの場合:kanbara@ ims.tsukuba.ac.jp
          ※メール送信の際には、@の後の空白を削除して下さい。タイトルは「学際物質科学体験コース」と明記して下さい。 
        FAXの場合:029(853)4490
          ※FAXにてお申し込みの際には、「担当 神原宛」と明記して下さい。
  
参加申し込みの締め切り:3/19(水) (定員(20名)になりましたら〆切とします。)
  
当日の集合時間と場所:
        筑波大学総合研究棟B前に13時00分に集合
        ※アクセス・地図:http://www.tims.tsukuba.ac.jp/koho/access.html
        地図:筑波キャンパス 中地区
        
 
問い合わせ先:
        〒305-8573 つくば市天王台1-1-1 筑波大学数理物質科学研究科学際物質科学研究センター 世話人:神原貴樹
        電話 
: 029(853)5066 FAX : 029(853)4490
        Email 
: kanbara@ ims.tsukuba.ac.jp
          ※メール送信の際には、@の後の空白を削除して下さい。タイトルは「体験コース問合せ」と明記して下さい。